司馬遼太郎と早乙女貢の違い

人には相性というものがある。
マツイはなんにでもとことんのめりこむ傾向があり、
20代には「高橋 和己」、30代には「灰谷 健次郎」、40代で「司馬 遼太郎」に夢中になった。

片っ端から読破していき、ある程度まで行くと
彼の歩いた場所、住んだ場所、旅した空気や景色まで共有したくなる。

ある意味恋する時の高揚した気分らぶ や独占欲みたいなものが、
もこもこと物書く人に当てられ、妄想の世界に入り込む。

  今年の春、会津に旅したことは塾通信に書いたかなぁ〜。

歴史は、勝った側(長州や薩摩、土佐など)から記録されているから、
新政府つまり明治政府の光が当たった側からのものなんだ
と会津の空気が教えてくれている気がしたので、
会津市のブックオフにいき本をどっさり買い込んだ。
その中で最も楽しみにしていたものが「早乙女貢」氏の書いている
『会津士魂』全21巻だった。

他の本をざっとななめ読みし、「準備万端。さあ、よむぞお」
とにんまりしながら、ページをめくり始めたマツイ。

  あれれ・・・・・なにか・・・・・なにか・・・・・しっくり来ない かおまる

会津の松平容保候も新撰組の土方も近藤も
さして魅力的に読めないのだ。

そのうち・・・・そのうち・・・・・と読み進めてみたものの
3巻目で、ギブアップしている。

また引っ張り出してみることもあるかもしれない。
が、なぜだろうと自問してみた。

早乙女さんは、会津可愛さあまって他をみんな憎んでいるようだ。
非難することが多い。
ファンの方には申し訳ないが、
福光大好き頑固人間にありがちな
「福光はいいところだ。」
が変貌し、
「福光以外はいいところでない。」
迷走回路系のにおいを感じてしまうのだ。

そこで、
マツイのモトカレであるところの「司馬遼太郎」を読み返している。
「やっぱいい男だねえラブとしみじみ。

非難ではなく批判はするが、それも人に対するいとおしさに満ちている気がして癒される、癒される。

  「マツイの恋人は遼太郎だぁ。」 とひとりごちでいる。

ただ、会津に関する興味は失せていないので、
他の作家ものでなにか探してみるつもり。

なにかお勧めものをご存じないですか?

今月は、私的なマツイの好みについて書いてしまいました。
早乙女さんファンの方お許しください。    

                          6・9(ま)


メールP.S. 
DNAで父親からもらったものに
「ひとを悪く言わない」というのがあると思っています。
酒飲みの職人かたぎで金儲けの下手な父でしたが、
仲間や弟子の悪口は聞いたことがありません。
批判は、大丈夫なのですが、
悪口めいたものが長くなると、身体が拒否反応をおこします。

挙句の果てに涙が流れ、闘争本能ゼロ状態。
やわな精神構造で人間関係のむつかしいところは苦手。
きれいごとばかりでは生きられないと知ってはいますが。

半分自慢で、半分こまったもんだです。だから、塾をやっています。

生徒のみんなは単純で、素直で愛すべき存在そのものだから・・・・・?
校長先生や教育委員会の顔色伺わなくていいしね。(関係者の皆様お許しを)






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