≪ノーベル賞;くらげの光、そして昨今のニュース≫
今年のノーベル賞は物理学賞で3人。化学賞で下村さんという快挙!!!
「縁がないほど難しい理論かな?」と思っていたら、化学賞の下村さんの研究は『くらげの緑色蛍光たんぱく質』という解かりやすさ。
TVでみる下村さんは、うれしそうに試験管の中の蛍光緑の物質を「紫外線を当てると光るんですよ。あれ、壊れたかな?」といって紫外線装置を眺めている。
1962年というから、今から約45年前に「なんて美しい色なんだろう。」と魅せられて夏に2ヶ月間、くらげを採集しまくったそうだ。
その数なんと80万匹。
写真では家族も駆り出しての仕事だったらしい。
その緑色蛍光たんぱく質がいまや、薬学や医学の分野でなくてはならないものになろうなんて考えもしなかったそうだ。
細胞を生きたまま着色してどう変化するか調べるのに役立っている。
その研究が世間に役立つなんて思いもしなかった下村さんは、特許もとらなかったという。
広島の原爆投下で多くの友人をなくし、自分の生きる道を黙々と歩まれ「二人の恩師に会えたことがラッキーだった。」との言葉には、重みがある。

人は別れや出会いを繰り返しながらそれぞれの人生を歩む。悲しみや喜びから学べる人は幸いだと思う。
出会うべくして出会っていてもそれを感じ取れない人もたくさん入るだろうし、悲しみを嘆いてばかりいる人もいるだろう。
昨今の陰惨な事件を引き起こす人たちも、どこかで師と呼べる人と触れ合うチャンスはあったはず。
それをキャッチする感性を磨くよう、そして縁があって塾に通ってきてくれているみんなの感性や努力を大切に育む手伝いを、いっそう心をこめてしたいと思った今月のマツイです。 10・10(ま)



